ALTO WORKS SPECIAL SHOP Tsukasa
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ワークスのよくあるトラブル

はじめに、自動車は機械ですので、トラブルに関し安心しきる事も問題ですが、必要以上に怖がるものではありません。
多くの場合、大事に至る前にあなたの愛車は何らかの信号を出しています。
これに気付かず、エンジンが止まるまで使用したり、損傷部分が大きくなるまで対応されない方も多いのが現状です。
全てではありませんが、事前に気付き対応する事が出来れば大きな出費を免れるかもしれません。

簡単に言いますとエンジンは、適正な圧縮・混合気(空気+燃料)・点火の3つの要素がそろえばエンジンは始動します。
あとは、各センサーやコンピューターにより制御され、冷却水やオイルにより金属摩擦や熱からエンジンを守っております。
では、エンジンがかからない場合は、基本的にこの3つのどれかしかありません。

圧縮:ピストン・ピストンリングの損傷・ヘットガスケットの損傷・バルブの損傷などとエンジン内部機構的な問題で、通常単独損傷する事は少ないです。

燃料:燃料ポンプの動作不良・フィルターの詰まり・燃料ラインの詰まり・燃料ライン切断・インジェクターの噴射動作不良です。

点火:電気不足・コイルの不具合・ディストリビューターの不具合・ハイテンション及びプラグコードの劣化や不具合・切断・プラグの点火不良や不具合などの電気的な問題です。

他に、点火位置や各制御リレー・コンピューターなど多数の不具合も考えられますが、突然勝手に点火位置が変わる事は無く、コンピューターが不具合を起こす事も十分考えられますが、損傷部分を目で確認できない限り判断できませんので、ここでは当社によくある質問と症状・考えられる原因を簡単に説明しております。

また、電気系トラブルも正常にパーツに電気が流れ、アースされていれば、作動します
作動しないと言う事は、電気が来ていないかアース不良、電気が正常に流れているのであれば、本体の故障です。電気系トラブルは、+電気が来ているか?-アースがきちんと取れているか?ヒューズは切れていないか?この三つは確実に確認して下さい。
音の表現は文章では難しく、人により表現方法も異なりますことをご理解下さい。最後に、トラブルは複数の原因が重なり出る場合も多く、それぞれの原因はもちろんですが、例えば、「エンジンが止まった」などの場合、直接的にはオーバーヒートが直接的な原因となります。
しかし、オーバーヒートには水漏れなどの原因があり、水漏れするにはまたそれについての原因があります。しかし、順を追って考えると難しいものではないと思います。

では、いくつかの事例をご紹介します!
では、いくつかの事例をご紹介します!

①先ほどまで普通に走って来て、エンジンを一旦止めた後にエンジンをかけようとするとセルが回らず、「エンジンがかからない!」「どうしよう・・・?」

と言った症状はまず、ライトの消し忘れや半ドア原因でルームランプが点いたままになった事が考えられますので、バッテリー上がりかどうかを確認する。
確認方法はいくつかありますが、キーをOFF→ACC→ONまで回すと、メーターパネルに各種警告灯が正常に点灯するかどうか確認する為に全ての警告灯が点灯するはずです。ここでは警告等が正常な状態を前提に説明しております。キーをONの時にメーターパネルに警告灯が一切点灯しない場合は、電気が来ていない事を確認できます。理由としまして、バッテリー上がり・メインヒューズ切れ・ハーネス断線・キースイッチ不良等が考えられますが、警告灯は点灯するがセルを回す力がない場合もあります。但しバッテリー上がりには二種類あり、一つはバッテリーの劣化・もう一つはダイナモの充電機能低下もしくは不良です。ダイナモの場合、ダイナモ(発電機)のベルトが切れても充電しなくなりますし、またベルトが伸びてたるんでいる場合や正常に回転していても、十分に充電しない場合があります。また、全く警告が点灯しないのであれば、完全に充電量がありませんが、ブースターケーブルでエンジンを始動させることが出来ます。一般的に市販されているケーブルは線が細い為にエンジン始動時に十分な電気を送る事が出来ず、セルを回しても力のない回り方をします。こう言った場合は、接続してから10分ほど放置し、バッテリーを充電します。(繋いでもらうバッテリーが大きいほど始動しやすいです)もう一つの方法はバッテリーを交換してください。

①警告灯が正常に点灯→a-② 点灯しない→b-②
a-① セルを回すと回そうとするが勢いが弱い→a-③ 全く反応しないb-③
a-③ なんらかの原因でバッテリー充電量が足りないため、ブースターケーブルで他の車のバッテリーとつなげてエンジンを始動してください。
※軽自動車や乗用車は12Vですがトラックなど大型車は24Vのためつなぎ方を間違えるとショートし配線が焼け切れる事もありますし、電子パーツなどを損傷する可能性があります。また、12Vどうしでも+は+へーはーにケーブルを繋いでください。
b-② 完全にバッテリーが上がっている状態か、断線・メインヒューズ切れのため電気が流れていない可能性がありますが、完全にバッテリーが上がっているだけならa-③の対処法で対応できますが、ケーブルを繋いでも一切警告灯も点かない場合はb-③b-③ メインヒューズの点検で切れている場合は交換ですが、何らかの原因があるものと推測されますので点検に入れる事をお勧めします。バッテリーのターミナル(接続部)の取り付け不良やさびによる接触不良が考えられますので、バッテリーターミナルのマイナス側より外し、ワイヤーブラシやサンドペーパーで綺麗にして頂きたいですが、出先ではまずお持ちではないと思いますので、ドライバーなどで錆を落とし電気の通電の妨げとなるものを取り除いてください。
エンジンが始動しても充電量不足や充電していない場合は、バッテリーの充電量がなくなった時点でまた止まりますのでご注意下さい。

ダイナモ(発電機)が正常かどうか確認する必要がありますが、マニュアル内では紹介してあります。

解決出来なかった場合は、お店にご相談下さい。

②走行中にオーディオが点いたり消えたり、音が大きくなったり小さくなった。「あれっ?」と思ったら

これも電気系トラブルですが、①になる前の予兆ともいえる症状です。
ダイナモの発電不良が考えられます。最悪の場合はその場で止まります。

その場の対応としまして、事故防止の為に安全な場所まで移動しないといけない場合、ダイナモ充電量不足の問題であれば、出来るだけ電気を使わないようにする事が1番です。オーディオやエアコンはもちろん走行に支障の無いものはすべてOFF 停車中も確実に停車したらサイドブレーキを引き、ブレーキペダルを放す。
(ブレーキランプは意外と電気を消費します)夜間も街灯などがあり他車や歩行者等からも確実に自身のお車が確認でる状況であれば、スモールとし、ヘットライトを消し、ワイパーなども最小限に電気使用量を抑える。これは、安全な場所へ移動するための応急処置ですので、安全を確認できない場合は危険ですので実行しないように。その他、ヘッドライトが急に暗くなったり、アクセルを踏むと明るくなる等の時は、安定した充電量がないと言うことですので、ダイナモの発電量の点検とバッテリーの充電量の点検とおなじくらいと同じですが、ダイナモベルトを確認し、問題なければ、充電量を調べる必要があります。また他の原因も考えられます。

解決出来なかった場合は、お店にご相談下さい。

③アクセルを踏み込むとエンジン回転がスムーズに上がらず、息継ぎのような感じがあり、ゆっくり踏み込むとあまり問題を感じない。

これもおそらく電気系トラブルと思われます。ディストリビューター・プラグコード・プラグなどが考えられます。
これは、雨天や湿気の多い日になることが多く、またエンジンルームに水をかけた時になりやすく、いわゆる漏電が原因です。
ディストリビューターを外して中に水滴などが付いていればほぼ間違いないと思います。また、プラグコードが電流がリークしている場合もあります。
プラグやプラグコードは、切断されていたり、プラグの先が欠落していない以上目視での判断は難しいと思いますので、すでに交換時期であれば交換してください。
その場の対応は、出来ることとしましてディストリビューター内の水滴除去くらいですが、後は部品交換や専用工具が必要ですのでストレスのない範囲で走れる状況であれ、アクセル調節をしながらショップや自宅まで乗って帰って下さい。
当然無理な場合は、追突などの事故に遭遇する可能性がありますので、ロードサービスかショップへ引取りの連絡をして下さい。

解決出来なかった場合は、お店にご相談下さい。

④アクセルを踏み込む加速中に「ギュィーン」などのいつも聞かない異音がエンジンルームより聞こえる。

これは、タービンが怪しいです。(実際に聞けばなんの音かは判断できますが、ここでは擬音の表現で説明します)
タービンの場合は音と一緒にマフラーより白煙が出るものもあります。

その場の対応としまして、タービンの場合その場では修理・点検が不可能ですので、走れる状態であればショップや自宅まで乗って帰って下さい。
異音の発生する回転域での走行は出来るだけ控えめにしてください。当然無理な場合は、事故に遭遇する可能性がありますので、ロードサービスかショップへ引取りの連絡をして下さい。また類似の症状として、ベルトの滑りが原因での異音の可能性もあります。エンジンが止まっている状態で指で押さえてたるみがある場合は空回りしている可能性があります。走行しながら確かめる方法としてエアコンをOFFにしたら音が鳴らない場合はクーラーベルトが怪しいですね。ダイナモベルトの場合は、ヘッドライトを付けて電気の使用量を増やす事で発電機に負荷をかけることで滑りやすくなりますので、異音が発生しやすいです。しかしあまりやり過ぎは要注意です。ベルトは基本ゴム製ですが、金属音の様に聞こえます。

解決出来なかった場合は、お店にご相談下さい。

⑤走行中や停車中に水温計が上昇し、「あれっオーバーヒート?」と気づいたら。
※水温計が下がってもオーバーヒートの可能性があります。

水温計誤作動でない限りオーバーヒートです。
これは、日頃の愛車の状況を把握している方ほど早めに気付かれる方が多いです。
通常は真ん中あたりでピタッと止まっているヒートゲージが少し上がったり、下がると敏感に気付かれます。
また、日頃見ていると長い上り坂や、下り坂などで多少の水温計の動きも許容範囲と判断できます。
しかし、全く気にされていない方は、異音や臭い・エンジン不調になって初めて気付く方も少なくありません。
この場合によく止まるまで走られる方がおられますが、それは絶対におやめ下さい。
無理して走行した為に修理代金の金額が何十倍になる可能性もあります。
真ん中あたりでいつも安定している水温系が、今日は一旦安定した後に下がった場合は、水温系が計測できない水量となったことが原因の時があります。
オーバーヒートは原因によりますが初期対応であれば大きな修理に至らない時もありますが、止まるまで走行した場合はエンジンに大きな損傷を与えます。
水温系のアース不良場合、水温系の針が不規則なる場合があります。

その場で停車出来る場合はロードサービスかショップへ引取りの連絡をして下さい。
遠方などでこのような症状がで、まだ水温計が真ん中より少し上くらいの場合において、安全な場所まで移動する必要がある場合は、下記の点に注意して移動してください。
但し、異状が出ている状態での緊急対応ですので故障・損傷しないものを保証するわけではありません。
冷却水の確認が出来るのであれば、リザーブタンクで確認して下さい。(ラジエターの蓋を開けると大やけどの可能性がありますので要注意!)
冷却用の水が入っていない状況での水温系は正確ではありませんので、水温系が上がらない=ヒートしていないと言う訳でありません。
補給ができるのであれば補給し、水温計を確認しながら4分の1以上上に上がらない範囲で移動してください。また、暖房を全開にすることで小さなラジエターの役割を果たします。
オーバーヒートには原因があります。水漏れやサーモスタット(水流の流れをの制御して水温を一定に保つ装置)の不良、ラジエター(冷却装置)のつまりやエンジンの損傷でガスケットの破損による、水路への加圧により冷却水が押し出されて結果的にオーバーヒートするなど様々です。

解決出来なかった場合は、お店にご相談下さい。

ワークストラブル50・用語解説、さらに画像付きマニュアル
ワークストラブル50・用語解説、さらに画像付きマニュアル

急なトラブルや、ご自身で部品交換などをしたいけど「どこをどのようにすればよいか分からない。」や「ショップなどにお願いするとコスト面で考えてしまう」など、感じられた方も多いと思います。

現在の当社ワークスオーナー様の大半の方が、自身である程度の整備や部品交換をすでにされており、また今後ご自身や仲間で「あ~でもない、こ~でもない」と言った様に楽しく車いじりを楽しみたい方が多く、現に当社にお電話やメールでのお問い合わせもそのようなご質問が大半です。
その中でも多くのお客様は近隣にアドバイスのして頂けるショップが無いとお聞きしております。

当社ホームページはワークスオーナー様の知り得たい情報を発信する事によりお役立て頂き、オーナー様同士の交流や当社を通じて様々なイベントなどに参加する事によりカーライフがすこしでも楽しくして頂ける事が目的です。

当社が長年にわたり知り得ました貴重な症状と原因を簡単な説明文とパーツ用語解説をお付けした「ワークストラブル50」は実際には50以上の例が記載されております。

さらに写真付き整備・部品交換マニュアルもご用意いたしました。
これを参考にご自身でパーツ交換をされ事により、なお一層愛着が湧く事だと思います。
悪戦苦闘しながらのパーツ交換も楽しいものです。

実際には今後50以上の例にあるようなトラブルに遭遇する事の方が少なく、逆に言いますとこのマニュアルで大体のトラブルは把握できると思います。

今後、ワークスを保有してメンテナンスして行く上で役立てて頂けるものだと思います。

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