左が新品パーツ・右がオーバーヒート現象の車輌より取り外したウォーターポンプです。
写真はエンジン側(内側)から見た物で、中央の羽がタイミングベルトと連動して回転し、冷却水を循環させています。
画像でも見てすぐ分かるように右のウォーターポンプの羽が、水流の摩擦と錆でほとんど無くなってしまっています。
これでは、冷却水を循環させる事ができず、オーバーヒートとなります。水漏れをおこす場合もあります。
紹介させていただく症状や対処法は、絶対的な決定事項ではありませんので最寄りの整備工場様等専門業者にご相談ください。
左が新品パーツ・右がオーバーヒート現象の車輌より取り外したウォーターポンプです。
写真はエンジン側(内側)から見た物で、中央の羽がタイミングベルトと連動して回転し、冷却水を循環させています。
画像でも見てすぐ分かるように右のウォーターポンプの羽が、水流の摩擦と錆でほとんど無くなってしまっています。
これでは、冷却水を循環させる事ができず、オーバーヒートとなります。水漏れをおこす場合もあります。
左が新品パーツ・右が固着した為、取り外したサーモスタットです。
適正(設定)温度に達するまで、水路を塞いだ状態で冷却水の流れをせき止め効率よく暖機させます。
その後、適正温度以上になってくると、水路を開き冷却水をラジエーターに流れるようにします。 温度が下がり過ぎないように水路を狭く(塞ぐ)したり、温度が上がり過ぎないように開いたりを繰り返します。
上記のように適正な温度を保つように常に動いています。
ローテンプサーモとは、通常(82℃)の温度より早く開き(動き)だすサーモスタットの事です。
左が新品・右が俗に言う「クラッチが切れない」状態となった車輌から外したクラッチディスク&カバーです。
エンジンの動力をミッションへ伝達し、シフト変更をする為に必要かつ、重要な部分です。
素材には、メタルやノンアスベストなどあります。
カバーにも圧着圧力に種類があり使用目的に応じたものを選ぶ必要があります。
◎ディスク式
ブレーキペダルを踏むと、油圧でブレーキキャリパーピストンを押し出し、ローターを挟み込むようにして摩擦で止めます。
スポーツ走行用では、用途に応じて威力を発揮する商品があります。
例えば、ブレーキ部の温度が低い時に良く効くタイプや高温時に良く効くタイプなどがあり、ジムカーナー走行などではスタートからゴールまでの時間も短く、冷えている状態から良く効くタイプが最適です。
耐久レースなどでは、ブレーキが高温状態が続く為に~高温タイプが最適です。
最近では、低温から高温まで幅広く対応している物もありますが、目的に応じた物や同じ温度表示でもメーカーによりフィーリングが異なります。
フィーリングは人それぞれですので好みのタイプをお選び下さい。
◎ドラム式
左が新品、右がパット部分が摩耗し、さらにこの車の場合はブレーキシンダーが固着していたので、常にサイドブレーキを引いた状態でしたので、ドラムの内面が削れてしまい最終的にはパット部分が破損していました。
ブレーキペダルを踏むと、油圧でブレーキシリンダーピストンを押し出し、ドラム内側を中から外へブレーキシューを押し当てて摩擦で止めます。
フロントディスクパット及びリヤブレーキシュー(ツインカムはリヤもディスク)共に、パット部分が摩耗して厚みが薄くなると交換時期です。
左がリビルト品で右が発電しなくなったダイナモ(発電機)です。
エンジン回転でベルトにより駆動し発電します。
発電した電気はバッテリーに蓄電されます。
但し、外観では判断できませんので、テスターで発電量を測定する必要があります。
左は新品パーツで右は切れてしまったタイミングベルトです。
ベルト駆動により、クランクシャフトの回転をカムシャフトに伝え、常に同じタイミングで回転すようにしているもので、F6の場合はウォーターポンプもこれにより連動して回転しています。
同じ回転とは、簡単に説明しますとピストンが上昇し、圧縮をする際に全てのバルブを閉め、点火後の爆発でピストンが下がり次に上昇する時に排気側バルブを開きエキゾーストへ燃焼後ガスを放出し、その次にピストンが下がる時に吸気側バルブを開き、空気とガソリンを吸引しする動作を繰り返しておりシングルカムやツインカムのカムシャフトとはバルブの開閉をする為のパーツの呼び名です。タイミングベルト切れるとワークスはエンジンが破損します。
K6(H系)ツインカム車はタイミングチェーンとなり多少の伸びは考えれますが、半永久的パーツです。
左が正常なコア、右が錆で水路が詰まっている状態。
高温となるエンジンの冷却水を間接的に空気に触れさせて、水温を下げる為の装置です。
ワークスでは、通常の走行風や停止状態では必要な風量がなく冷却効果が得れない場合には、電動ファンを回転させて強制的に冷やします。
錆などで腐食がすすむと水漏れをおこす場合もあります。
ラジエーター後部(エンジン側)に装着されています。
通常の走行風や停止状態では必要な風量がなく冷却効果が得れない場合には、電動ファンを回転させて強制的に冷やします。
インタークーラーの下部にあります。
右が内側から見た画像で、左下部の画像はキャップを外した状態です。
左側画像の中央の電極にコイルからの電圧が伝えられ、T字の電極が回転し右側画像の3箇所ある電極にそれぞれ1番・3番・2番の順に点火順にプラグへ電気を送ります。
左は新品ではありませんが、ジャバラのブーツと呼ばれる部分に破れはありませんが、右側のブーツには破れがあり、中にあるグリースが飛び散っています。
リヤ駆動と違いフロント駆動はハンドル操作をする必要があるためにジョイント部が必要となり、金属摩耗を防ぐためにグリースで保護し、高速で回転するために飛散防止、雨や異物の混入を防いでいるのがゴム製のブーツです。
ドライブシャフトはミッションよりの動力をタイヤに伝える為のパーツです。